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ゲッターズ飯田の占い
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五星三心に恋して

初恋は、ここからはじまる

この物語の主人公
銀の鳳凰座(♀) 星名和(ほしなのどか)
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金のカメレオン座(♂) 望月色(もちづきしき)

 ドキドキしながらメールアドレスと電話番号を交換した。

 そして私はその夜、緊張で吐きそうになりながら「教えてくれてありがとう」とメールを送った。

 望月くんからは、「友達でしょ?」と返事がきた。

 好き。好きだ――。
 たった五文字に、死にそうなくらい心が疼いた。



 以来時々メールをするようになって、学校で会えば普通に話せるようになった。
 もしかしたら、友達以上になれるんじゃないかって、心のどこかで期待していた。
 
 けれど文化祭が終わる頃には、望月くんには彼女ができていた。
 隣のクラスの、小動物みたいに可愛いのに、頭がよくて、人気の女の子だ。

 嫉妬もできないくらい、すごくお似合いだった。
 私が入る隙なんか、なかった。

 高校を卒業後、進路は別れた。
 初恋は、片思いのまま終わってしまった。